次こそはと期待したテストも、返ってきたら全然変わってなくてガッカリ...
テストの点数を上げるための手段として、さまざまな勉強法やテクニックが紹介されています。
しかし、テストの点数を大幅に上げるためには、実はたった1つのシンプルな質問が役に立ちます。
この記事では、それをご紹介します。
「間違いを正さないことが本当の間違いである」
テストの点数が低いことの原因は勉強不足もありますが、単元との相性なども考えられ、
点数が低いこと自体にはそれほど問題はありません。
本当の問題は、今回のテスト勉強がどうだったかを振り返らないことです。
点数が低いと「お母さんにまた怒られる...」なんて考え、ひたすらテストについての話題が過ぎ去るのを待ちます。
「次はがんばる」なんて言葉でテストの話を終わらせたら、「やっと解放された!」とテストのことなんて考えもしません。
だから、次のテストでも同じ勉強法をくり返し、また点数が低くなることを繰り返します。
同じやり方からは、同じ結果しか生まれません。
何か少しでもいいから、次のテストでは勉強のしかたを変えなければいけません。
しかし、自分で考えても何をしていいかわからず、親からも何をアドバイスしていいかわからず「毎日1時間勉強しなさい!」、学校の先生に聞いても「学校のワークを3周しなさい!」というようないきなりハードルの高い目標を設けて、本人がそれを実行できず、「なんでやらないの!?」と怒られ、またテストのことを考えるのがイヤになります。
この負のスパイラルを抜け出すためには、
本人が納得し、無理のない目標設定であり、テストに対して効果的
な勉強のしかたが必要です。
その勉強のしかたを生み出すのが、今回ご紹介するたった1つの質問です。
それは
「テストの問題を知っている今の状態で、テスト1週間前に戻れたとしてらどんな勉強をする?」
という質問です。
この質問から生み出る答えは、かなりテストに対して効果的です。
僕もかつて勘違いしていました。
「テストにてついては生徒より自分のほうがよく知っている」って
しかし、こちらが先導する授業に限界を感じた僕は、生徒にこの質問をしました。
すると、
「実はテスト1週間前になると、学校から対策プリントをもらう。それがテストの内容にかなり近いので、それをします」
と答えました。
僕はそんな対策プリントの存在を知りませんでした。
この質問をしなければ、ベストではない授業をするところでした。
テストに対する効果的な勉強法は「本人が一番よくわかっています」
間違っても何も知らないこちらが目標ややることを決めてはいけません
「テストの問題を知っている今の状態で、テスト1週間前に戻れたとしてらどんな勉強をする?」
テストが終わるたびに聞いてあげてください。
ここから生み出る答えが、テストの点数を大幅に上げる一番の近道です。
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